元プロが教える!最強のキッチンの作り方
おれです。
たまにはためになる話をしようと思います。
僕、飲食店で働いてたことがあるんですよね。
特に整理整頓とかするのが好きで、かなり好き勝手やってました。
靴箱に電動ドリルで穴開けたり、
天井に棚作ろうとして天井裏に侵入したり、
冷蔵庫の中で食材切るスペース作ろうとしたり、などなど
一応自分なりにいろいろポイントがあってやってたので、まとめてみます。
メジャーなポイントは今回あえて省きます。
・使用頻度の高いものは取りやすい位置に置く!
・フライパンはファイルボックスに立てて収納!
・S字フックを活用しよう!
みたいな。
全部とっても大事ですが、もはや基本中の基本なので。
どちらかというと、考え方をメインにまとめます。
その5まであります。
参ります。
その1.まず掃除しろ
まさかとは思いますが、きったねえ状態のまま整理するぞ!なんて言いませんよね?
どんなにきれいに整理されていても汚ければ台無しです。
整理する!ってなったら、だいたい断捨離から始める方が多いかと思いますので、この機会に全部ピカピカにしてください。
話はそれからです。
棚の一番上の奥のほう、埃たまってませんか?
コンロやIHの壁、油汚れついてませんか?
掃除しましょう。
ちなみに僕の家の壁はギトギトです。
その2.コンセプトを決める
実はこれけっこう大事。
「どんなキッチンにしたいか?」
ざっくりでもいいのでイメージするだけで、整理の方法とかもけっこう変わってきます。
見せる収納か、隠す収納か、はそのあとでいいっす。
例えば、
「花とか草とか飾って魅せるキッチンにしたい!」
→見えるものは木製のアイテムをメインに。どちらかといえば隠す収納を意識。
プラスチックとか、ザ白アミ(百均のワイヤーネット)とかはちょっと避けたほうがいいでしょう。使うなら色を黒とか茶色の落ち着いた感じにする。
「男前なキッチンにしたい!」
→有孔ボードを黒とか茶の好みの色に塗って、見せる収納。
調味料はどっちでもいいけど、調理器具はゴリゴリ見せたほうがいい。
無骨なアイテムを選ぶといいでしょう。
みたいな感じ。
決めてみると、「コンセプトに合わないなー…」って思う調理器具とかけっこう出てくるかと思います。
隠しましょう。
パット見、見えなければなんでもいいです。
ちなみに僕の家のコンセプトは、「ガチガチの業務用×昭和レトロ」です。
その3.動線を考える
やっと本題って感じですね。
普段料理をするときに自分がどう動くかを考えましょう。
だいたいは、
冷蔵庫から材料出す→切る→煮る、焼く→味付けする→更に盛り付ける
だと思います。
これが動線です。
なるべく行ったり来たりしないで、一往復で作業が完結するのが理想です。
言葉で説明するの難しいですね。
次のポイントを押さえればおのずとうまくいくかと思いますので、割愛します。
その4.右手に盾を。左手に剣を。
変幻自在に持ち替えて、使えるようにしようって意味じゃないです。
右手で使うものは右側に、左手で使うものは左側に置く!
最初から言えよ。
※右利きの方前提で話進めます。
左側・・・まな板、フライパン、小さい鍋
右側・・・包丁、トング、へら、調味料類
って感じですね。
壁掛けでもいいんですが、あれやってみると意外と距離あるんですよね。
微妙にスピードが落ちる
ちなみに僕は、コンロ→トング、へら→シンクってなるようにフックの向きを変えてます。(写真参照)
家庭では動作の秒数とかいちいち気にしないと思うんで、僕の例は全然参考にしなくていいです。
右側に引き出しとかあるならそこにしまうだけで、十分やりやすいですよ。
でも僕のめっちゃ使いやすいけどね!!!
その5.完成とかない
散々言っといて結論これです。
ばっちり整理した!これでばっちり!って思っても、使ってみると「あれ?違うな?」って思うことめっちゃあります。
他にもいろいろあって、
・料理のレパートリーが変わった
・新しい調理器具を買った
・また散らかってきた
などなど。
完璧な状態なんて存在しません。
その時々に応じて、ベストな形で整理していけばいいんです。
どんどん変えていきましょう。
だから整理はおもしろい!
以上!
次回、
「これぞ究極?!元プロの自宅キッチン紹介!」
震えて待て!