おれのブログ

パーのダチやられてヒヨってる奴です。

ジョーカー【後日修正】

※下書きをそのまま公開してるので、まとまってません。あしからず。

 

おれです。


今回かなり長いです。

あとネタバレあります。

 


映画ジョーカーを見ました。

 

 

 

原作や関連作品の設定をかるーく振り返りながら、なぜジョーカーが素晴らしいのか?について僕なりの解釈で進めていきます。

 


知識についてはウィキペディアで調べたくらいの浅い知識しかないんでお手柔らかにおなしゃす。

 

 

 

目次

 

 

 

 

 

 

参ります。

 

 

 

 


ジョーカーって何者?

 

 

 

 


頭のイカれた狂人

サイコキラー

 


全部違います。

一応原作の設定では、やべえ薬品のタンクに落下して肌が真っ白に、髪が緑に。ついでに頭もイカれちまったぜ!HAHAHA!

 


ってのが有名かと。

 


その前は何をしてたかってのは、コメディアンだったりチンピラだったりと、どれが本当かはわかりません。

 

 

 

彼は彼なりの信念があって行動しています。

 


なんでもかんでもバラバラにしたいぞお

(cv.Nび太)

 


というわけではありません。

 

 

 

信念とは?

諸説ありますが、僕は「バットマンに殺されること」だと思います。

 


バットマンは人を殺しません。

ジョーカーは人を殺します。

 


2人とも人間です。

 


正義の味方バットマンが悪のカリスマジョーカーを殺す。

「バッツ(バットマン)!そしてお前はカンペキな存在になるんだ!HAHAHA!」

 

 

 

有名なバットマンブチ切れ案件をご紹介します。

 


ロビン殺害事件

バットマンの相棒ロビンを誘拐して、ボコボコにしたあげく殺してバットマンに見せつける

 


バーバラ・ゴードンお宅訪問事件

ゴードン警部補の娘であり、バットマンの仲間(バットガール)の自宅に行き、発砲。一生歩けない体にする。

 

 

 

そしてこの顔である。

 


ん〜キリングジョーク

 

 

 

 

 

 

 


それはバットマンに殺されること。

 

 

 

バットマンは人殺しをしません。

 

 

 

 


どうしても触れなければいけないのは、ヒースレジャーのダークナイト

後ほど触れます。

 


端的に言うと、

ダークナイトのジョーカーは悪

今回のジョーカーは闇です

 

 

 

では、映画ジョーカーのレビューに入っていきます。

 

 

 

 


ジョーカーになるのは最後の一瞬だと思っています。

 


色々意見はありますが、僕的にはずっとアーサーだったと思います。

 

 

 

笑うポイント

 


普通にツボにハマったとき

極度の緊張状態に陥ったとき

 


後者は笑いたくて笑ってるんじゃありません。

むしろ逆だから必死に胸を抑える。

 

 

 

 


メイクをしてスーツを着るアーサー

そしてついにジョーカー誕生!HAHAHA!

 


違います。

 

 

 

じゃあなんでメイクした?

 

 

 

アーサーはコメディアンを目指しています

 


シンプルに人を笑わせたいから。

 


今はピエロのバイトをしてます。

 

 

 

 


ついにテレビ出演決定

 


しっかりおめかししていこう!

 


これがメイクした理由かなと、思います

 

 

 

アーサーにとっては、ピエロが一番人を笑わせられる!と思ってるんじゃないですかね

 


ノーメイクでコメディショーに出たときはどんズベリでしたし。

 

 

 

実はアーサー、メイクしてからほとんど笑ってません。

 


警察から逃げ切っても

憧れの番組に出ても

司会者を殺しても

 


全く笑ってません。

 

 

 

笑うポイント

普通にツボにハマったとき

極度の緊張状態に陥ったとき

 

 

 

ということは?

 


アーサーはメイクしてからずっと平常心を保っていたということになります。

 


まあちょっとキレたりはしてましたが、笑ってはいません

 

 

 

捕まったあと、パトカーの中で少し笑いますがあれはどっちかってゆーと前者の方。

 


そもそも笑うツボも明らかにおかしいので、笑っただけで不気味に見える。

 

 

 

アーサーはただの狂人じゃありません。

 


というか、うーん、

心の病気を患ってる人って感じかな

 


いやまあ日記の内容もなんか気持ち悪いし、笑うポイントもかなりおかしいので、狂ってると言いたくなりますが、カウンセリングを受けたり薬を飲んだり、病気ってことをしっかり自覚してますので。

 

 

 

ではジョーカー誕生の瞬間はいつ?

 


僕的には、パトカーの上で目を覚まして踊り出した瞬間だと思います。

 


でもね、ちょっと違うのはアーサーは喜ぶのは別のポイントってこと。

 


ジョーカーっぽいのは、「ゴッサムめちゃくちゃやん!世紀末!HAHAHA!」

 


でもそうじゃない。

この時点でもまだアーサーだと思います。

 

 

 

暴動が起きた発端?原因?がシンボルとして昇華された瞬間。

 


本人がジョーカーを名乗り上げたわけでもなく、ただ興奮したピエロが祭り上げただけ。

 


自分たちのカリスマ!王!神!

ジョーカー最高!

 

 

 

自分を囲む群衆を見て、自分の立場に気づくアーサー

きっと、僕はここに存在している!と確信したのでしょう

 


そして、自分の血であの不気味なスマイルメイクをする。

 


シンボル(偶像)でしかなかったピエロが、現実のものとして現れる。

 


人間みんなが持っている闇そのものが、ジョーカーとなって現れた瞬間です。

 

 

 

妄想癖のあるアーサー

 


イカれポイントをより煽る部分でもありますが、普通にやりません?

 

 

 

気になるあの子と付き合ったらこんな感じかなーエヘヘ

 


文化祭で大観衆を前にライブする!

 


とか

 

 

 

 


なぜ新しいのか?

 


ジョーカーであって、ジョーカーじゃないという感じでしょうか。

 


とにかく破滅を楽しむイカれた道化師!

 

 

 

ダークナイトもかなり異なったアプローチで描いていますが、といっても非常にジョーカー的。

得体の知れないピエロが、ゴッサムを絶望に陥れる!

 


ビジュアルはかなり変わりますが、原作のジョーカーの行動をよりリアリティのあるものに昇華しています。

 


ダークナイトのジョーカーがなぜ怖いか?

 


それは一見すると目的もなく暴れまわってるように見えるから。

 


こいつ何がしたいの…?訳がわからない…

 


純粋な悪

目的もなくただただ悪いことする

 

 

 

 


監督も原作はほぼ見てない、と言ってるらしくジョーカー誕生の物語って思って見るとちょっと違う印象を受けるかもしれません。

 

 

 

 


銃=ジョーカー

 


アーサーにとって、ジョーカーになることが自分を救う唯一の手段だったのではないでしょうか。

 


アーサーの思うコメディアンの最終形態はピエロ。

 

 

 

僕の人生は辛いことばかりだけど、人々に笑いを届けたい!

 


僕の人生は喜劇だ!さあ見てくれ!

ピエロ劇場始まり始まり〜

 

 

 

 


参考作品

 


キングオブコメディ

タクシードライバー

モダンタイムス

 


僕はタクシードライバーしか見てないですが、かなり近い空気を感じましたね。

 

 

 

ダークナイトは別に見なくていいっす

ジョーカーの映画ではないので!